ー長男と次男の子育てを通して私が思うことー
子育てをしていると、
「もっと口を出した方がよかったのかな。」
「もっと見守ればよかったのかな。」
そんなことを何度も考えます。
私は4人の子どもを育てていますが、長男と次男では少し違う子育てをしました。
どちらも、その時の私なりに「この子のため」と思って選んだ方法でした。
でも今思うのは、どちらにも良いところがあり、どちらにも課題があったということです。
長男は、とにかく心配でした。
初めての子育て。
何もかもが心配で、忘れ物がないか毎日チェックしていました。
準備も一緒にして、提出物も確認する。
中学生になってからも、「忘れてない?」「あれ出した?」口うるさく声をかけていました。
失敗して困らないように。学校からの手紙も自ら出すのを待たずに勝手にチェック。
嫌な思いをしないように。いや、今思えば私自身が失敗をしたくなかったのかもしれません。
そんな気持ちで、できることはなるべく手を貸してきました。
その結果、長男は約束を守ることや、やるべきことをきちんとする、それが当たり前だと思える気持ちが育ったように思います。
でもその反面、誰かが助けてくれることをどこかで期待してしまう甘えや、人任せな部分もあります。
次男には、見守る子育てを選びました。
長男を育てながら、
「少し口を出しすぎたのかな。」
そんな反省がありました。
だから次男には、なるべく自分で考え、自分で失敗し、その経験から学んでほしいと思いました。
失敗して叱られることも、その子にとって大切な経験。
そう信じて、できるだけ口を出さずに見守りました。
最初は本人も頑張っていたと思います。
でも次第に、
「多少いい加減でも何とかなる。」「忘れても、ま、いいか。」
そんなことまで学んでしまったようでした。
提出物はギリギリ。
遅刻もする。
約束にも少しルーズ。
親としてはもっとちゃんとして欲しい!と思う事ばかりでした。
でも、自分の考えはしっかり持っていて、自分で決める力があります。
本当に壁にぶちあたった時には、強いのかもしれません。
どちらが正しかったの?
正直、今でもわかりません。
長男にも良いところがあり、課題があります。
次男にも良いところがあり、課題があります。
もし長男を見守る子育てにしていたら、違う結果だったのか。
もし次男にもっと口を出していたら、違っていたのか。
それは誰にもわかりません。
三番目、四番目の子どもたち。
今の私は、「こう育てよう」と決めることはあまりありません。
目の前のその子を見て、
「今、この子には何が必要なんだろう。」
そう考えながら向き合っています。
もちろん、うまくいくことばかりではありません。
悩むこともあるし、問題が起きることもあります。
それでも、長男と次男を育てて気づいたことがあります。
子育てには、あとから振り返っても「これが正解だった」と言い切れるものは、きっと少ない。
だから今は、正解を探すことよりも、
今日のこの子としっかり向き合うことを大切にしています。
最後に
保育の仕事をしていると、
「先生だから子育ても上手なんでしょう?」
と言われることがあります。
でも、そんなことはありません。
私も一人の母親として、毎日悩み、迷い、反省しながら子どもたちと向き合っています。
だからこそ思います。
子育ては、正解を探すものではない。
目の前の子どもをよく見て、その子にとって今できる最善を考え続けること。
それが子育てなのかもしれません。
何年後かに「あの時、あれでよかった」と思える日が来るかもしれないし、「違う方法もあったかな」と思う日が来るかもしれません。
でも、その時その時、一生懸命考えて向き合った時間は、きっと子どもにも、自分にも残っていく。
私は、そう信じています。
今、子育てや目の前の子どもたちへの関わりに悩みもがいている方
子育てや保育は、結果ではなく、その時その時の選択の積み重ねです。
「この子にとって今、一番大切なことは何だろう。」
そう問いかけながら、子どもたちと向き合って欲しいと思います。



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