📘絵本①「三びきのやぎのがらがらどん」

保育者になって約20年。

たくさんの絵本を子どもたちと読んできました。

笑ったり、驚いたり、時には静かに聞き入ったり…。

同じ絵本でも、子どもたちの反応は毎年違います。

そして不思議なことに、私自身も年齢や経験を重ねるたびに、絵本の見え方が変わっていきました。

その中でも、ずっと大好きな一冊があります。

**『三びきのやぎのがらがらどん』**です。

子どもたちは言葉の繰り返しや、ドキドキハラハラしたスリルに釘付けとなります。

面白かった!楽しかった!それで十分。

中には怖かった、、、という子もいるかもしれません。

でも職業病でしょうか、、、つい私はこの絵本の教訓はなんだろう。。。

何を伝えたいんだろう。。。と考えてしまいます。

三びきのやぎの深い信頼関係

小さいやぎは、大きいやぎを身代わりにしたのでしょうか。

私はそうは思いません。

「あとから、もっと大きいやぎが来るよ。」

迷いもないその言葉には、

「兄さんならきっと大丈夫。」

という揺るがない信頼があるように感じるのです。

そして実際に、大きいやぎは橋を渡り、トロルと向き合い、みんなを守ります。

私はこの絵本を読むたびに、

信頼とは、これまで築いてきた「きっとあの人なら大丈夫」と相手を信じられる気持ちなのかもしれない。

そんなことを考えます。

もちろん、これは私がこの絵本を読んで感じたことです。

読む人の数だけ感じ方があっていい。

それが、絵本の魅力なのだと思っています。

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