「ずっと続いてきたから」ではなく、子どもたちに必要だから

🌷子育て・保育への思い

コロナをきっかけに、なくなった行事や、縮小された行事がたくさんあります。

長年続いてきたからやっていたもの。
「やらない」という選択肢さえなかったもの。

ずっと続いていたものを変えるのは、簡単ではありません。

でも、今まで当たり前にできていたことができなくなったことで、

「これは本当に必要なのかな?」
「子どもたちにとって、どんな意味があるんだろう?」

と、初めて立ち止まって考えることができました。

コロナをきっかけになくなったままのものもあれば、縮小されたもの、一度なくなったけれど元に戻ったものもあります。

大切なのは、なくなったことや変わったことそのものではなく、

「なぜ、そうしたのか」を考えること。

なくなった理由。
残した理由。
新しく始めた理由。
変更した理由。

そのどれもを、「子どもたちのために」と説明できることが大切なのだと思います。

そして、これは子どもたちの行事だけではありません。

大きな行事のたびにあった、職員みんなでの食事会や飲み会もなくなりました。

正直、疲れているときの飲み会は好きではなかったし、今のほうが気楽だなと思う自分もいます。

でも、あの場があったからこそ、普段あまり話さない先生と話せたり、いろんな話を聞けたりしたのも事実です。

なくなってラクになったものもある。

でも、なくなって初めて、その価値に気づいたものもある。

だから私は、

「なくなったからOK」ではなく、なくなったことで何が変わったのかまで考えたい。

昔に戻すことが正解なのではなく、今の私たちに必要な形を考える。

保育も、行事も、職員同士の関わり方も。

「今までこうだったから」ではなく、

「今の子どもたち、今の私たちにとって、本当に必要なものは何だろう?」

もちろん、その子どもたちにとって必要だったからこそ、長く続いてきたものもたくさんあります。

そして、実際の現場では、一人の先生の考えだけですべてを変えられるわけではありません。

「これ、今の子どもたちに本当に必要なのかな?」

そう思っても、自分だけでは変えられないこともあります。

それでも、私は疑問を持つことが大切だと思っています。

「去年もこうだったから」
「ずっとこうしているから」
「上の先生に言われたから」

と、何も考えずに続けるのではなく、

「なぜ、これをするんだろう?」

と一度立ち止まって考えてみる。

たとえ今すぐ変えられなくても、その疑問や気づきは、きっとこれからの保育につながっていく。

だから、言われたことをただこなすだけの先生ではなく、

自分の頭で考えられる先生でいたい。

そして、そんな先生が増えていけば、いつか保育そのものも少しずつ変わっていくのだと思います。

受け継ぐものと、変えていくもの。

その両方を大切にしながら、子どもたちのために、これからも保育をアップデートしていきたいと思います。

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