朝、おうちの人と離れるときに泣く子。
家族にとっては、いたたまれない時間ですよね。
泣いている我が子を置いていくことに、心が痛くなる。
「こんなに泣いているのに、置いていっていいのかな」
「私が甘やかしてしまったのかな」
そんなふうに考えてしまうこともあると思います。
でもね。
先生も、無理やり引き離したいわけではありません。
ただ、私たちは知っています。
離れてしまえば、少しずつ泣き止んで、次の活動へ向かっていけることを。
だからこそ、名残惜しくて辛い時間を長引かせないために、あえて「さっと引き離す」ことがあります。
これまで、たくさんの子どもたちを見てきました。
調子のいい日もあれば、どうしても泣いてしまう日もある。
中には、毎日ではないけれど、年少から年長まで泣き続けていた子もいました。
それでも、みんなちゃんと大きくなりました。
だから、泣くことを怒らなくていい。
「泣かせてしまった」
「甘やかしてしまったのかな」
なんて、自分を責めなくていいんです。
だって、
お母さんが大好きなんです。
おうちが大好きなんです。
それだけです。
そして、泣かずに登園する子が、お母さんへの気持ちが薄いわけでもありません。
泣かないことも、その子なりの安心の表れ。
安心感の表れ方は、一人ひとり違います。
私たち保育者ができるのは、泣いている子に「泣かないで」と言うことではなく、その気持ちを受け止めながら、少しずつ次の活動へ気持ちを切り替えていくこと。
そしてもし園で過ごすことに、なにか不安があるときは
一つ一つゆっくり解決していけばいい。
私たちはプロです。
泣いて登園したことを、どうか謝らないでください。
「すみません」ではなく、
今日も頑張って連れてきてくれて、ありがとう。
そう言いたい。
泣いている我が子を先生に託して、後ろ髪を引かれる思いで園を出る。
その一歩だって、立派な子育てです。
大丈夫。
今日も私たちが、ちゃんと受け取ります。



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