ベビーシッターって、仕事でどうしても子どもを見ることができない人が
利用するもの。
シッターを始めるまでは、そう思っていました。
でも実際には、利用される理由は、本当にさまざまです。
・仕事に集中したいから。
・ワンオペで、家事をする時間がほしいから。
・送迎が間に合わないから。
・友人や夫婦の食事の間、見守ってほしいから。
・少しだけ子どもと離れて、自分の気持ちを整えたいから。
もっともっと、あると思います。
どれも、そのご家庭にとって大切な理由です。
私は、その理由に優劣はないと思っています。
シッターという仕事を知れば知るほど、
園勤務とは違うやりがいを強く感じています。
シッターとして、私が大切にしていることは二つ。
一つ目は、安心してお子さんを預けてもらうこと。
そしてもう一つは、子どもが「楽しかった!」と思える時間を過ごすこと。
ただ時間を埋めるだけではありません。
その数時間で、お子さんが笑顔になり、保護者の方が少し深呼吸できる。
その時間があることで、救われる心があります。
「少し休めたから、また優しく子どもと向き合えた。」
そんな言葉を聞くたびに、この仕事の大切さを感じます。
保護者の心を守ることも、シッターの大切な役割。
子育ては、24時間休みなく続きます。
だからこそ、誰かの力を借りることは、決して甘えではありません。
むしろ、お子さんのためにも、保護者のためにも、とても大切な選択だと思っています。
もっと気軽に、もっと自然に、ベビーシッターという存在を頼れる社会になったらいい。
そう思います。
そして、ふと考えることがあります。
もし、子育てに必死だったあの頃の私に会えるなら──
「一人で頑張りすぎなくていいよ。」
そう伝えて、ぜひベビーシッターを利用してほしい。
自分の親、義理の親に預ける事も、全く気を遣わないわけではない。
家族ではないサポーターがいる事は、とても心強いと思います。
保育園の最終お迎えの時間まであと1分、
必死に自転車を走らせていた頃を思い出します。
あの頃の私は、家族以外の誰かに頼る選択肢はなかった。
誰もそんな選択肢を教えてはくれなかった。
だから今、私が伝えます。
誰かに頼る事は、甘えじゃない。
そこにはベビーシッターという選択肢もある事を
思い出してください。
子どものためにも。
そして、あなた自身の笑顔のためにも。



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